多数発注の場合(企業・団体のお客様)
発注する場合の留意点 ノベルティグッズ等の加工多数製作の場合、版下データの用意などの前工程の費用負担が低減し、材料歩留まりの向上で、納入単価が低くなります。
工業部品へ適用する場合の特徴を生かせる分野
1. 耐久性が要求される部品
レーザーで掘り込みをして、物理形状で文字や形を作りますので、
印刷より耐久性があります。
平面に印刷した場合のように、退色で消えることはありません。
▼工業用銘板の1例
2. 正確性が要求される部品
PC駆動でレーザーの焦点が移動して、加工して行きます。
デジタルで管理されています。
シルク印刷などでは、スクリーンの伸びの影響が出ますが、そのような事がありません。
▼工業用の目盛り表示部品(黒色は加工確認のための色付け)
3. 立体部品への加工
印刷では絶対不可能な凹凸の大きい部品でも加工できます。
レーザーマーキングの最も大きな特徴です。
▼工業部品の1例
4. シリアル番号付き部品の大量加工
工業製品に必須なシリアル番号の入った銘板等を、シリアル番号順に自動で加工できます。
オールデジタルで完結しているシステムの強みです。
▼シリアル番号付き部品の1例
▼シリアル番号を加工中
5. その他のケースでも、工業部品の加工について、お気軽にご相談ください。
レーザーマーキング以外の銘板加工は、大村ネームプレート研究所の
ホームページをご覧ください。こちら >
ノベルティグッズ等の加工
大量に製作するノベルティグッズでも、レーザーマーキングの加工は役立ちます。
1. ノベルティグッズには小物の立体物が多い
レーザーマーキングの加工は、レーザーの焦点を絞ることによって、微細な加工が可能です。
ノベルティグッズの小物で立体の物に、小さなロゴや文字を加工できます。
▼ノベルティグッズを想定した1例
2. ノベルティグッズには色々な材質の物がある
レーザーマーキングは、色々な材質の物に加工できます。
金属・プラスチック・布・皮・紙など、レーザーの出力を調整して適した彫りをします。
▼色々な材質の加工例
| プラスチック || 金属 || 皮 |
発注する場合の留意点
1. 正確なAdobe社イラストレーターの版下データをご用意願います。
1) 支給データに関してのお願い
・以下の形式での支給をお願い致します。
保存形式:拡張子(.ai)、Ver.CS6以下
カラーモード:CMYKの黒1色(K=100%)
サイズ:100%(mm)
・文字、ロゴはアウトライン化をお願い致します。
・パス同士が重なっている場合はパスファインダの合体で、一つのパスにしてください。
・白のパス(CMYK=0%)、画像、不要なオブジェクトは配置しないでください。
・デザインが細かい場合、印字が粗くなったり欠ける可能性がございます。
▼版下データの1例
2) 紙版下や他のデータ形式の支給の場合、原稿作成の費用が生じます。
2. 商標権・著作権について。
1) 弊社では、商標権・著作権を侵害する可能性のある業務は、お受けしかねます。
2) 発注者が保有していない商標権・著作権を使った業務を依頼される場合は、
権利者よりの許可書や依頼書等をお見せください。
3) 商標権・著作権を侵害するケース(権利者でない場合)
・ドラえもんの入ったキーホルダーを販促用に作りたい。
・アップルマークの入ったスマホカバーを製品化したい。
などが典型的な例です。
3. 弊社で可能な加工サイズ。
横:200mm 縦:200mm 高さ:20mm
※「横は上記サイズを超えているが、縦は小さくて加工範囲も狭い」などの場合は、
ご相談ください。
4. その他の不明点は、お気軽にご相談ください。